2011年6月1日水曜日

6月のヤマモトウィンドウは・・

蒸し暑さを感じられぬまま、驚くほど早い梅雨入りに突入!
・・毎日長雨が続きますね。

今月のウィンドウは中央と南側、別の作品を展示しております。

今回は中央の2点について・・。
以前からヤマモトの額との相性の良い、坪内好子先生の版画作品
「王国への鍵(その7)‐秘密」と「月の夜の散歩」です。

坪内作品の特徴は、エッチングやアクアチントという種類の版画をベースにで金箔を押した紙にまた版を重ねる作業をされています。
そして一枚ずつ彩色も施すので版画といっても手間がかかっていることでしょう。
(版画の技法も奥が深いので、勉強不足な私からは多く語れないのが申し訳ございません。)

西洋のおとぎ話の一場面の様な、でもオリジナルな世界観なのでしょうか?
想像をふくらませてみると楽しいです。

 作家プロフィール




次回は南側ウィンドウのイタリア・ミラノで購入したレプリカのイコン額装について・・・。

2011年5月26日木曜日

村上行彦展 京都新聞より・・


先日の京都新聞に村上さんのこの個展に当たっての事が掲載されていた。

その記事の全文を・・

「統合失調症乗り越え、山科の男性」

 京都市山科区のアマチュア写真家が心の病を乗り越えて、初めての個展を中京区姉小路通寺町東入ルのヤマモトギャラリーで24日から開いている。現在でもリハビリをしながら作品の撮影に励んでおり、「写真を生き甲斐に病気に耐えられた。これまでの軌跡をみてほしい」としている。
 村上行彦さん(38)。大学卒業後、東京で3年間、プロカメラマンのアシスタントなどをしていたが、無理がたたり、統合失調症などを発症した。出身の京都に里帰りして10年余り、作業所や病院のデイケアに通いながら、体調と相談して作品を撮ってきた。病から回復しつつあり、「過去の作品を一度見てもらおう」と初個展を開いた。
 作品展「ロマネスク」は、波打ち際で遊ぶ子供や部屋に差し込む陽光、冬山の風景など、20代からの撮影した白黒写真17枚を並べた。また雲や鳥の群れなどカラー写真75枚を15分間のスライドショーで見せる。
 村上さんは「光の美しさを見てほしい」とし、「時にはカメラを捨てたい思いもあったが、写真を撮る事に希望を見出してきた。落ち着いた作品だけでなく、違った雰囲気の作品にも挑戦したい」と話す。

 29日まで。午前10時がら午後6時。無料。

2011年5月25日水曜日

村上行彦「ロマネスク」写真展 開催中 ~29日まで


ヤマモトギャラリーでは村上行彦氏の写真展を開催中

フィルム写真機を手に日常を撮りつづける村上氏。
自らのプリントによるモノクロ作品とカラースライドショー。

ヤマモトギャラリーの2段フロアーを利用し、
奥の上段スペースを暗幕で仕切り、スライドショーを見せてくれる。

静かな音楽と共に、カシャ ・ カシャ ・ と流れてゆく何気ない被写体の
連続・・。
時を忘れる空間だ。

題名やメッセージは無く、ただ彼のゼラチンシルバープリント作品を見て感じる。

それぞれが何かを見つけ、気付く。


5月24日~29日まで

2011年5月23日月曜日

ウィンドウギャラリー5月



展示中は日本画・大沼憲昭作品展です。

主に魚や小動物を描かれる大沼先生。
色々とアイデアを私達に提案して頂くことも良くあります。
最近は杉材をベースに外に漆調の黒磨きを施した額装スタイル。

和紙をベースに描く方が多い中、絹本での仕事に拘っておられるのも特徴でしょうか。
絹は裏打ち(作品を和紙で水張り補強する事)をすると縮むので少なからず失敗もあり、厄介である。
そして縮みを考え額装サイズに合わす計算も必要なので、神経を使う難しい技量を感じる。

5月31日まで展示。

2011年4月30日土曜日

古吉弘作品展示 5月8日まで


古吉弘氏のウィンドウ作品展示は立ち止まって観て下さる方が多い様子。

ある私の尊敬する作家さんから・・・
「英国の19世紀ラファエル前派の絵かと思いました。
凄いテクニックですね。日本人でここ迄描ける人を知りません。
全く驚きました。このような技術は日本に無かった物ですからここからまた
日本の油彩画が進化して行くような気がします。」

これを聞いて私の目は間違っていない事を再確認した。
~18年前の初めて出会って見た時の衝撃を思い出した~。



もちろん絵画の世界も好き嫌いや評価は分かれるでしょうが、
人物の写実絵画(簡単にいえば〈写真のようにリアルに描く絵〉)は上手いか下手かは誰でも分かる。
*メッセージを伝えようと表現している訳でなくストレートに凄腕テクニックで描いた絵だ。
難しく考えなくていいところが心地良いのでしょうか。

(そんな古吉氏は2009年にアメリカのARCという写実絵画の権威あるコンクールでグランプリを獲得されております。)

5月の連休も展示させていただきますので、お近くにお越しの際は是非ご覧下さい。

今秋9月に今回の作品5点を含み東京日本橋三越百貨店にて個展をされます。
観れなかった方は是非東京でご覧くださいませ。

動画 古吉弘油彩画制作過程DVD

DVDで販売もされています。こちら


 *
抽象画やメッセージ表現の絵がダメなどと誤解がないようにお願いいたします・・!




2011年4月15日金曜日

SWTJ 第一回現地活動報告会 開催

ヤマモトギャラリーを会場にてSWTJ現地活動報告会を開催いたします。
4月16日(土)18:00~
SWTJ活動ブログ

どなたでもお気軽にお越しください。お誘い合わせのうえ、多数のご参加、心よりお待ちしております。


【ご注意】-周辺は、不法放置自転車撤去強化区域となっております。会場付近での自転車は駐輪出来ません。御池通りに面した無人駐輪場をご利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。




〒604-8091
京都市中京区姉小路通寺町東入ル下本能寺前町492



  • 地下鉄東西線「京都市役所前」から徒歩4分

  • 京阪鴨東線「三条」より徒歩8分

  • 京都市バス「京都市役所前」各路線のバス停から徒歩3分

  • 京都バス「寺町御池」各路線のバス停から徒歩3分





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2011年4月14日木曜日

古吉弘 技法講座



4月展示中の古吉弘氏は月刊誌「美術の窓」の1~3月号に連載の技法講座で実際の制作過程を紹介されています。
          その時の作品 ↑ も展示しております。 「CHAZ」

自身のブログを拝見しても、長年に渡り独自で(中世の名画などから)隈なく研究されているのが伝わる。
確かDVDでも自身の技法を細かく紹介されている。

勉強を重ね、自分でやっと見つけ出した技法などは教えたくないのが心情でしょうが、
それを人に容易くレクチャーするのは寛大な方だなーと尊敬の念を抱く。
いや、それ以上に言葉や映像で表現しても紐解けない、もっと深いところの感性や探究心がないと真似できないのだろう。
私個人の意見ですが、そう感じてならない。

仕事柄、作者・作品の好みで働いてはいけないとニュートラルに進める様に心掛けている。
しかし仕事を離れ、個人の趣味として観ている時は至福だ。