2011年3月25日金曜日
額縁創作(川嶋額)
川嶋渉作品の額装は随分前からさせて頂いている。
今まで色々なスタイルで発表させてもらいましたがそれは作家のこだわりも含まれている。
新しいデザインを作るときはもちろん
川嶋さん自身にもアイデアを貰ったり、会話の中にあるヒントを形にしたり
作品の持つイメージを導くことを大切にしているつもりだ。
今回の展示では、ヤマモト主催の展示とあって1点だけ初めて額縁屋主導でデザインしました。
以前から川嶋作品の代表作「みなも」に、合わせたかったスタイルです。
しかし普段の展覧会ではしない、いやしたくない
いわゆる「額縁が出しゃばり過ぎ!」に近いスタイルです。
額縁創作をする中で一番気にする所は「額屋善がりのでしゃばった額縁を作っていないか?」を自問自答し
作家の意向に徹する事のなかで遊ばせて頂くアイデアを見つける・・だと思っている。
「じゃ何故今回のこの額は?」・・と突っ込まれることでしょう。
今回は川嶋さんからヤマモトの遊び(アイデア)を前面に入れて作る約束をしています。
即ちこれは作家との絆、長年の信頼関係で作成してきた証でありオマージュである。
私はそう思い自信を持って発表している。
2011年3月10日木曜日
blind spot 3月13日まで
2011年3月9日水曜日
3月日本画 川嶋渉
日本画家 川嶋渉作品展を開催(展示)しております。
川嶋先生の作品については繊細で穏やかな印象の風景を
部分を切り取って表現されている作品が多いように感じる。
特にタイトル「みなも」という作品は今まで幾種類か表現されている代表作である。
実際の池や川などの水面は見入ると不思議と吸い込まれてゆく力があるように思える。
先生は画家歴と同じくして魚釣の方も域を超える程のキャリアを持たれている。
話を聞くと、研ぎ澄まされた感覚の中で独り、息を殺し耳を澄まし水面(みなも)を凝視し真剣に立ち向っている姿が想像できる。
そんな誰よりも「みなも」を脳裏から離れぬほど視ているから故にあのシンプルな画面に深さがあるのだと私は感じている。
そして絵の具や道具に対しての拘りも凄い(いや研究家である。)厳選された素材を使って直向きに描く志も昔から伺っている。
瞬時にして変わりゆく偶然の紋様を切り取って描く画は、絵の具粒子一粒ごと必然的に配置されて生み出される様で、
川嶋渉先生自身を表す作品だと私は思う。
2011年3月2日水曜日
今週は
同志社大学クラマ画会 3回生展を開催中です。
「クラマ画会展」・・この辺りで良くされている展覧会である。
この時期に各学年(1~4回生)区切りで各ギャラリーで発表をされています。
総数にして90名程が在籍しているとのこと。
(2回生が近所のギャラリーカトさんで開催中!)
聞く所に、この同志社大学の美術部は90年を越える歴史があるそうです。
名前の「クラマ画」というのも違う名前から変わり、鞍馬画からカタカナに変わった遍歴が深さを感じます。
クラマ画会出身のOBの方々はどれだけの人数がおられるのだろうか?
絵を描く、写真を撮る、オブジェ(立体)を作るなど様々なかたちで卒業以降も携わってらっしゃることだろう~。
美術系の大学の方やその先生や画家さんとの仕事とは違った、素朴な誰の批評も気にせず自由に創作している所がクラマ画会の良い所なのだろう。
~3月6日まで
「クラマ画会展」・・この辺りで良くされている展覧会である。
この時期に各学年(1~4回生)区切りで各ギャラリーで発表をされています。
総数にして90名程が在籍しているとのこと。
(2回生が近所のギャラリーカトさんで開催中!)
聞く所に、この同志社大学の美術部は90年を越える歴史があるそうです。
名前の「クラマ画」というのも違う名前から変わり、鞍馬画からカタカナに変わった遍歴が深さを感じます。
クラマ画会出身のOBの方々はどれだけの人数がおられるのだろうか?
絵を描く、写真を撮る、オブジェ(立体)を作るなど様々なかたちで卒業以降も携わってらっしゃることだろう~。
美術系の大学の方やその先生や画家さんとの仕事とは違った、素朴な誰の批評も気にせず自由に創作している所がクラマ画会の良い所なのだろう。
~3月6日まで
2011年3月1日火曜日
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