2011年2月26日土曜日

blind spot 3月8日から

京都精華大学グラフィックデザインコース3回生有志展




世の中には、実際には存在しているのに、意識していないがために認識されていない、いわゆる“盲点”が多く存在します。「blind spot」は、そんな日常の“盲点”をテーマに、それぞれが気になるものごとを深く掘り下げることにより、新たな視野を獲得しようとする試みです。

2011年2月25日金曜日

2月27日まで

ヤマモトギャラリーでは現在、立命館大学 写真研究会による「卒 展」を開催中!



~挨拶文より
この度は、2011年度卒業生による立命館大学写真研究会卒業写真展に足を運んで頂きありがとうございます。私達写真研究会は、フィルムのモノクロ写真を中心として活動しており、自分たちで現像からプリントまで行ない、日々写真技術向上に励んできました。卒業生による最後の集大成となる写真展。ゆっくりとご覧ください。

20名ほどのそれぞれの視点。
デジタルカメラに慣れた今、フィルムで仕上げる苦と楽しさを若者達が継承している所も価値の高い!良い研究会だと感じました。

2011年2月12日土曜日

写実風景の曽根茂

ヤマモトのウィンドウギャラリー 2月



今月は曽根茂氏の作品を展示させていただいております。
細密な風景画、立ち止まる人の多い事!!


いつから曽根さんと作品を知り仕事をし出したか?
もう8年位経つだろうか・・。

京都の老舗画廊の店主の進めがきっかけだった。
「すごい、おもろい奴がいるんやー。」
作品を最初見た時からストレートに、緻密に描く上手い「本物」だった。

作品を知ってから作家を知る事が常のこと、
曽根さんとも最初は作品を見て・・作家の印象そして性格を探った。

まだ画歴(絵描としての経歴)が少ししかない画家。新人の彼の唯一知った歴は最終学歴。

     なんと、京都大学 卒業!

純粋に「何故、絵描きを志すのか?」と失礼ながら頭から「?」が離れなかった。

私は絵描の世界は学歴なんて関係ない!絵に対する志の強いものが認められるのだ、と思っている。
でも通常は何処かの美術に携わる学校を卒業しているのが殆ど。
潜在的にそれが常識と思っていた自分の観念が覆された~。

それから後にお会いして曽根オリジナル額縁を作る仕事で度々話し合う機会ができた。
彼の記憶力や細かな指示に圧倒されたのを覚えている。
絵描きとしての強い信念を持っていたのも最初からだった。

私は沢山のむずかしい先輩画伯とお仕事させて頂いているので、受身な身構えだったが年下の作家、上手くこちらの意見も伝えるようにしようと曽根作品に合う色んな額縁を考え提案していった。
いや、対等にやらないとこの作家の志に失礼だ、と思った・・。


それから
月日が流れて額縁のやりとりは少なくなり、定まった形が整った。、
曽根さん自身もデパート等の美術画廊で発表する「画伯・先生」になった。

なったと言っても本人は威厳など全く見せない。
相変わらず、礼儀正しく・気遣い深い・気さくな性格、も変わらず
そして自分自身でこだわる絵描きオタクも同じ(笑)!


今は、曽根茂氏が京都大学(考古学専攻)卒の画家である意味と価値が大いにわかる。

これからもこだわりを捨てず進化するだろう作品と
                 これからも変わらないであろう、驕らない性格。
それが、絵かきの曽根茂

 
      曽根 茂 ブログ

2011年2月9日水曜日

浅田 文香 作品展 「space-time」

京都芸術大学大学院~絵画専攻日本画を今年卒業の彼女。
2~3年前から緻密に描き続けた植物のデッサンを主に発表。

それらを構成し大画面に散りばめられた作品群は浅田文香さんがコツコツと学び歩んできた足跡に見える。
個性剥き出しに表現する作品とは感じられない。
でもそれが良いとは限らない。もしくは学生が故にまだ隠しているのかも知れない。
真面目に取り組んできた学生からこれから、どの様に表現方法が変わって行くのか?のスタートラインの発表の個展だ。
未知数を感じる時期であるからこそ期待し応援したくなる。

皆様も是非、今の浅田文香さんの作品を見て感じてください。
そして彼女が今後どの様に表現されて行くのかを観てゆきましょう。

2月9日~13日まで

京都市美術館にて京都芸術大学作品展も同時期開催中!

2011年2月2日水曜日

2月9日から

京都市立芸術大学 大学院二回生 日本画の浅田文香さんの個展「Space time」開催!
美術館での作品展と共に学生最後の集大成を当ギャラリーにて同時発表

京都市美術館である卒業制作展の出品作と共にご覧ください。

共に2月9日~13日